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社内絶縁用保護具の耐電圧試験で試験不良発見

8月に弊社にて、社内使用分の絶縁用保護具耐電圧試験を行いましたので、ご紹介します。

 

 

 

今回試験を実施した中に1件試験不良のものが発生いたしましたので、ご紹介させていただきます。

 

この写真は、今回試験不良になった絶縁シートです。

画面中央に焦げたような箇所がはっきり確認できます。

 

実際に試験用プールに入れて耐電圧試験を行う前に、目視で外観点検を行いますが、その時にはシートに損傷は確認できませんでした。

 

 

 

試験を開始して、規定の試験電圧(1万ボルト)を1分間印加していきます。

 

すると、途中でバチン!と音がしシートに裂傷漏電が起こりました。

 

目では見えない小さな傷が入っていた為

そこに電流が通り、写真に様に黒く焦げ付いてしまいました。

 

もし試験を行わず、感電リスクの非常に高い絶縁シートを作業で使用していたら

大きな事故につながる大変なことになっていました。

 

 

 

試験は6ヶ月内に1回、必ず実施しており、前回の試験時には問題のなかった用具です。

 

このような症例は非常に稀ではありますが、

 

まさか半年のうちにこういった絶縁シートや保護具の損傷が起こるのかと、

試験を担当する私たちも、耐電圧試験実施の大切さを改めて実感することができ、

絶縁用保護具・防護具の安全を確かめるために、

気を引き締めて試験を行おうと一同再確認をしました。

 

 

外観や目視では確認できない損傷だからこそ、6ヶ月以内毎に1回の定期自主点検が義務付けられているのも納得です!

 

 

弊社では、社内だけではなく、社外のお客様へ向けた耐電圧試験も実施させていただいてます。

 

お困りごとがございましたら、お問合せフォームからお気軽にお問い合わせください。

 

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